コンソール機やPC向けにレーシングゲームを製作するマイルストーン社から、
最新のスーパーバイクやネイキッドに乗って峠道でバトルできる『RIDE』が間もなく登場します。
同社はロードレース世界選手権公認のレースゲーム『MotoGP』シリーズなどで知られますが、
今回はレーサーではなく実在の市販車に焦点を当て、イモラなどの有名トラックはもちろん、
世界の主要都市を閉鎖して作られた架空のサーキットで最大12人のオンラインプレイが楽しめるとのこと。
Ride Official Website | Ride Videogame
『RIDE』は"バイク板グランツーリスモ"のような存在ですが、
本家ポリフォニー・デジタルから登場した『ツーリスト・トロフィー』の続編が絶望的となった今、
ファンにとっては数少ない光明となりそうです。
ゲームに登場するのは、最新リッタークラスの『スーパーバイク』、
最新600ccクラスの『スーパースポーツ』、カウルレス専用カテゴリーの『ネイキッド』、
そして往時の名車が登場する『ヒストリカルバイク』などから100台余り。
その様子は、世界各国の有名雑誌が主催するスーパーバイク頂上決戦さながら。
ホンダを始めとする日本4大メーカーはもちろん、ドゥカティ、BMW、トライアンフ、
MVアグスタ、KTMなどの欧州主要メーカーから代表的な市販車が登場します。
また、ライトニング・モーターサイクルズ社の電動バイク『LS-218』や、
スーパーバイク世界選手権にも参戦中の『EBR 1190RX』といったレア車(?)も顔を出しています。
出回り始めたばかりの1199スーパーレッジェーラをイモラで乗るなんて芸当は、
ローランド・ブラウンでもないとなかなか難しいもの(笑)。
ローンチトレーラーでも見られる通り、
アクラポビッチなどの有名サプライヤーによるアフターパーツで愛車をモディファイしたり、
車体色を自分好みに変えたりといったカスタム要素もあります。
こういったカスタムの要素はプレイヤーの分身となるライダーの革つなぎやヘルメットにも及び、
オンラインプレイで世界のプレイヤーとセンスを競い合うといった遊び方もできますね。
『RIDE』は、Xbox 360、Xbox One、PlayStation 3、PlayStation 4などの各コンソール機、
Windows PCなどの各プラットフォームのほか、Steamによるダウンロード販売に対応しています。
SteamのPC版には豪華特典付きの“Digital Deluxe Edition”も用意され、
バイクに乗る人々の情熱に焦点を当てたドキュメンタリー映画『Why We Ride』のデジタルコピー版、
シーズンパスなどが付属することも判明しています。
発売日は今週末の3月27日となりますが、すでに体験版がリリースされており、
世界各国のプレイヤーによるプレイ映像がアップロードされておりますので、
興味のある方は関連動画からチェックしてみてください。
僕個人も非常に興味があるゲームですが、
マイルストーン社製作のゲームは笑えないバグも多いという噂に(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
とはいえ、このジャンルの先駆者であった『RS ~ライディングスピリッツ~』シリーズ、
本家『ツーリストトロフィー』といった"バイク板グランツーリスモ"の血脈(笑)が途絶えた今、
ファンにとっては藁にもすがる思い(?)で販売を心待ちにしているゲームゆえ、
どうかク○ゲーではないことを祈るばかりです。
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